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漢方薬でダイエット促進効果を試してみよう!

人によっては漢方薬を使ってダイエットを促進していきたいという風に思う人もいるかもしれません。漢方とは動物や植物などの天然素材を組み合わせることによって、体のバランスを整えたり不調を改善したりする中国伝統の医療のことを言います。東洋医学の代表的な治療法になりますので、西洋医学に比べて即効性はありませんが、各々の症状に合わせて処方しますので、体にじんわり効いてくるという実感を味わいやすいです。

漢方薬自体がダイエットに効くというものではありませんので、即効性を求めるのは間違いです。服用すれば自然に痩せていくというものではない点に注意してください。しかし、太っている人が抱えがちな体質である、冷えや便秘、むくみなどの症状を漢方薬によって改善することにより、痩せやすく太りにくい体に改善します。これだけでダイエットにそのまま結びつくというわけでは有りませんが、継続して服用し続けることによって、ダイエットを促進するという効果はあるということです。漢方薬を服用するだけでなく、運動や食事、生活習慣などを整えていくのが重要なことです。

ポッコリお腹で便秘がちな人には防風通聖散が向いています。黄?や川?、甘草など18種類の生薬を配合しており、それが脂肪の燃焼などに繋がっています。肥満症や便秘だけでなく、高血圧や肩こり、蓄膿症などに効果があるということです。高カロリーの食事をとりすぎると体に余計な熱が生じて、その熱によって臓器が弱ってきます。臓器が弱ってくると、代謝が悪くなって便秘を生じる形になります。そういう時に、防風通聖散を服用すると脂肪の燃焼と共に体内に溜まっていた熱を排出することが可能です。肥満につながる症状を改善することもできます。

防風通聖散は余分なエネルギーが体内に溜まることによって、胃腸に何らかの影響があったということです。余分なエネルギーは毒素として体内に充満していたわけですので、それを排出するために防風通聖散があります。漢方でいうと実証タイプの人に適用するものです。気力体力が充実している人のことを実証タイプと言い、それによって体の具合が悪い人に対して、それに合った漢方を処方します。別の言い方をすると、実証タイプではない人に対して、防風通聖散を処方することは無いということです。

それとは逆に、気力体力が充実していなくて、とても胃腸が弱っているという状態に陥っているにもかかわらず太ってしまうという人は、防己黄耆湯が望ましいです。言わば、漢方でいう虚証タイプの人におすすめだと言えます。普段からそんなに食べていないけれども、太ってしまうという症状を抱えている人がいますが、それは胃腸が弱っていて体の処理が全然追いついてないからです。このまま放置していると水太りの状態になっていき、上半身は汗をかきやすくなりますが、下半身はむくみを感じてしまい、冷え性や膝関節痛などに悩まされます。

そこで、防己黄耆湯は6つの生薬が配合されており、気を加えることによって、水の流れを促進するという役割があります。消化吸収を助けながら、余分な水を排出することにより、体に必要なエネルギーを出すことが可能です。胃腸がきちんと働くように整腸をすることで、消化吸収を活発にすることができます。防己黄耆湯で整腸をするということがポイントになるということです。

ダイエットにおいて漢方薬が主役に来るということは無く、あくまで補助的な役割として活用してください。メインになるのは食事療法と運動療法です。食事と運動をミックスすることによってダイエットを促進していきます。ダイエットを補助するという役割で漢方薬を活用すると、もっと効果的に使うことが可能です。せっかく漢方薬を服用するのであれば、即効性を求めるよりも継続することを心掛けます。